【骨得】PhotonProgram(仮)製作日誌Vol.2
ただいま帰りました。ちょっくら東京にお出かけしておりました。ヒラサワ成分をたんまり充電して参りました。そしてDVD「Pararell Kozak」購入。綺麗だね師匠うんすごく綺麗だよじゃあもっt(以下自主規制)
「PhotonProgram(仮)」ただいまUI方面をいじっているところです。メッセージウインドウを縮小、デザイン変更、トップ画面とコンフィグ画面をデフォルトから仕様変更中。もう少しシナリオを書き足して、OPをカバーする範囲まではやろうかなと思っています。
ところで、今朝ぼんやりwikiを読んでいて、驚いたことがあったので報告します。
「PhotonProgram」は仮タイトル通り物理学(量子論)をテーマにしたストーリー構成なのですが、その中で「光の性質」に言及するシーンを書きました。
光というのは「粒子」であり「波動」でもあるという非常に不可思議な性質を持っているのですが、これはつまり「物質」そのものであり「現象」でもあるということに他なりません。
これに関して長らく問題視されてきたひとつの仮定があります。それが「マクスウェルの悪魔」というものです。詳しくは各自調べていただくとして、何が問題かと一言で説明すれば本説は「エントロピー減少」という現実世界ではあってはならない仮説だったのです。そしてこの仮説を否定するだけの論拠を世界は長く持っていませんでした。
「マクスウェルの悪魔」は研究者達によって100年以上あとにようやく否定されたのですが……新たなる問題が生まれました。2010年、日本にてこの「マクスウェルの悪魔」が仮定ではなく実験上で証明されるという事件が起こりました。「記憶の消去/取得」という「現象」を「エネルギー」に変換することができたという発表です。
作中で類似した展開と設定を執筆していた私は驚きました。執筆時は「マクスウェルの悪魔」の内容も、この発表も未知でした。これ以上の詳述はネタバレになるのでよしますが、内容は純粋なファンタジーなのに、現実世界に置き換えて同じことを考える人がプロでいたんだ……と、すごいんだか気持ち悪いんだかよくわからない気分になったので記しておきます。
私としては、「光は【ボーズ粒子】という素粒子である。これは他の素粒子に運動を働きかけることのできる伝達物質である」という事実から「光って現象だよね? じゃあ記憶も現象だから、光=記憶っていう設定いけるんじゃね?」→「ということは光はエネルギーになれるんじゃね?」→「【現象】は【エネルギー】に変換可能じゃね?」という至極単純な思いつき、物語設定としてのアイディアだったのですが……。物理学ヤバイ。宇宙ヤバイ。
余談として、「エントロピー絶対増大の原則」で言うと「宇宙の終焉」というとても気持ち悪くてぞっとする仮説が唱えられているので、もし興味がおありでしたら下記を読んでみてください。そしてぜひぞっとしてください。
私は文系です。数式は全く読めません。でも数式が読めなくてもある程度は理解できるので、みんんさも物理の世界に浸ればいいと思うよ!
結構萌えますよ。
追記:一部リンクを張りました。参考になさってください。