砕骨日和

百尺竿頭(平沢)進一歩。馬骨が心と骨を砕き折りながら綴ります。

喫茶閑話

さて、本作「PhotonProgram」公開を一時停止したとは言っても、あくまでも「一時」停止です。

今回、本当にたくさんの、しかも真摯で懇ろなご助言をいただきました。それらを鑑みつつ、軸はぶれず、胸を張って制作を続行いたします。

8,9年ぶりに絵筆を取り、イラストを描き始め、また中学生以来となる打ち込み(当時はDTMなどなく、シンセサイザーのメモリに直にデータを入れていました)の勉強を始め、その他にもWEBデザイン、プログラミング、映像演出など、研鑽を積んでいる最中です。

このゲームのためだけにではありませんが、私の今後のあらゆる創作活動の幅を拡張するものであると確信し、今後も多方面へ足を突っ込みたいと思っております。

正直、ディレクション業などを手伝わせていただいておりますと、本業のライティングだけでなく、イラストやプログラミングの知識を多少なりとも持っていたほうが好都合なのです。作業者との意思疎通がスムーズであるというのがその最大の理由です。また、実際ディレクション業務を請ける場合は、そのように勧められていもします。

以上の理由と、本作を最高のクオリティでお届けするために、もう少々お時間をください。今振り返れば、あんなひどいクオリティの、穴だらけの作品でさえ喜んでくださった方々がいらっしゃるということは、私にとっての至上の喜びでありました。

そしてまた、そのような方々がもし、新生「PhotonProgram」をプレイしてくださるのであれば、驚愕と、ある種の戦慄さえも与えて差し上げたいと思っているところです。

現在、私は持病が一年ぶりに再発し、病気療養中の身であります。
体調をゆっくりと、しかし確実に癒やしたうえで、新たなる、そして恐るべきかたちでの本作をお届けできればと考えております。
このブログを閉じるわけではありません。しかしながら、制作日記は少しお休みして、平沢進師匠におけるちょっとした長いつぶやきのようなものを、ネタを交えつつ綴っていければと思っております。

合間合間に、フェイントのように日記的な何かが挟まるやもしれません。

「男子三日会わざれば刮目して見よ」

それはゲームだって同じことです。それでは、光の粒子が織りなす壮大な計画の物語を、期待してお待ちくださいませ。

 

【お詫び】この度のSNS上での一連の動きについて

まずは、ここ3,4日の一連のSNS上の動きについて、当事者と関係のない皆様方に多大なるご迷惑をおかけし、ご不快な感情、また、タイムライン上にて少なからず不穏な空気を波及させてしまったことをお詫び申し上げます。

作品公開を一時停止したことは一昨日(6/22)朝の時点で実行済みではございますが、その後も動きが続いているようですので、当事者であるわたくしが改めてお詫びと説明をさせていただきたく、このような投稿をすることをお許しください。

相手方の当事者とは(以下「Aさん」といたします)以前よりTwitter上でやりとりがあり、萌え話がしたい、ということで意気投合し、その後何日かあとに約束通り、スカイプにて2時間ほど話しました。

Aさんは当該作品をプレイしたことがあり、感想を述べてくれました。おおむね好意的な感想でした。

その中でAさんは当該作品の「著作権」について触れたのですが、わたくしはそれについて「著作権、肖像権については当方も考えるところがあり、そのため立ち絵、BGM等すべて自作をする心づもりでいる」と答えました。また恋愛要素については、以前のわたくしのポストにすでにございますように「そのように想起させる要素は排除する」というのは決定事項で、その旨も伝えました。

Aさんより、著作権侵害防止のための具体的な案(「非公開HPにし、パスワード発行制とする」「パッケージとして作成し、限定的に頒布する」など)が出たわけではございませんでした。「これはまずいと思う」という曖昧な問題提起、ならびに萌え話のついでのような口調でしたので、こちらとしてはわたくしの展望を述べさせていただくにとどまりました。
こちらといたしましては、あくまでもプレイしてくれた人の感想に対して、なるほどなあ、けれど、こちらはこのように考えていますよ、という提議にとどまりました。

会話は終始笑いを交えたもので、わたくしからの恫喝、脅迫、強制は一切ございません。わたくしとしては萌え話の一環としてお話に参加している感覚でしたので、そのような行動に出るそもそもの理由がありません。

また、Aさんは法学部所属とのことで、法律面では詳しいという主張が話の中でございました。とはいえ僭越ながら、わたくしは東京のとあるゲーム会社に勤務した際に、二次創作ガイドライン、ならびにそれに付随する法務部の業務を手伝わせていただいたことがあります(なにぶん小さな会社でしたので)。社として取り扱う案件に版権由来の作品があったことが、その理由です。

また、他案件にて民事刑事双方の裁判を原告として起こした経験から、法学部所属の方ほど包括的なものではないにせよ、なにがしかの実地で獲得した知識は持ちあわせておりました。したがいまして、それを踏まえたうえでの以上のわたくしの考えでございました。

その後、わたくしは体調不良のためTwitterのタイムライン上には発言を残すことはなく、いわゆる「いいね!」や「リツイート」のみをしていくという行動のみにとどまりました。しかしながら、昨日の日中にAさんと、その22時過ぎにAさんの友人という方(以下Bさんとします)からブロックされていることが判明し、わたくしは彼らからその主張を把握することができなくなりました。

把握ができないその間にも、どうやらタイムライン上ではつぶやきのやりとりが繰り返されていたようで、そのことが穏やかならぬ波及効果を生んだことは、一部の皆様のご承知のとおりでございます。

Aさんとわたくしという「当事者」ではない「第三者」が、当方にも、Aさんにも存在していたこと。そして彼ら全員と、理性的な意思疎通のもとでのやりとりが、その流れの中でリアルタイムにわたくしにできなかったこと。

それが大きな火種を生んだことは、初動が遅れたわたくしの落ち度でございます。大変申し訳ございませんでした。改めて、この一連の流れにご不快に思われた方々には心より深く、深くお詫び申し上げます。

また、この件に関し、皆様のアドバイス、ご意見、たくさん頂戴いたしました。
本当にありがとうございます。おひとりおひとりに連絡を差し上げることは叶いませんものの、この場にて感謝申し上げます。

それでは、このポストを持ちまして、わたくしからはこの一連の動きを収束させていただきたいと思います。もし、わたくしが把握できないAさん、Bさんの動きが今後もございますようでしたら、お手数ではございますが、わたくしへご連絡いただけますと幸いです。

なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。

長文を最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

 

【重要】作品の展開・方向性について

体験版公開より三ヶ月以上が経過し、第一章を未だにいじってばかりの今日このごろです。

また、皆様のお声、反響などありがたく頂戴いたしまして、デザインなど多くの方面に加筆修正をかけており、思った以上に時間がかかっている、というのが第一章以降の公開遅延の原因でございます。
楽しみにしていただいている皆様には、本当にご迷惑をお掛けしております。

公開に先立ちまして、まず一点、お知らせさせていただきたいことがあります。

肖像権、著作権等を鑑み、いわゆる立ち絵、BGMもすべて自作をしていこうと思っております。現在は立ち絵の描画をプログラミングと平行して行なっております。

また二点めとして、作品の説明に語弊があった……というのはあまりに傲慢な表現ではございますが、キャッチーさを全面に押しだしたがために、取りこぼした部分も大きいのではないかと省みております。

この点に関しましては、前ポストでも説明させていただきましたが、もう一度改めて説明させていただきます。

当シナリオに恋愛要素はなく、主人公は女性と想起される表現をしてはおりますが、あくまでもシンボルとして女性を起用したに過ぎません。
従いまして、登場人物と恋愛関係に陥ること、またそれ以前に、恋愛的な情緒を想起させる場面は一切ございません。

この点の説明不足におきまして、多くの方々にご心配とご心労、またご迷惑をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。

そして、当方は登場人物、ならびに作品への誹謗中傷等の意図は一切ないことを、改めてここで提示させていただきます。

========

以上の理由により、作品の意図、ならびに同傾向を、製作意図と大きく食い違うかたちで受容されることを危惧し、旧シナリオ(オープニングの時点ではあまり差異は発生いたしませんが)の公開一時停止に踏み切らせていただきます。

あくまでも、現時点での最高のクオリティのものをベストな状態でお届けするためには必要な手順と考えております。

製作スピードを上げて行なっていきますので、新章公開をどうぞご期待くださいませ!

 

 

製作日記Vol.5 終わらない

終わりませんorz
スクリプトが終わりません……orz
ギミックを盛り込みすぎる→どうやって動作させるか悩む→超ムズイ→頑張る→解決する→しかし用意しなければならない素材が多い→作業工程が多い→デバッグの手間が多い→終わらない

第1章のシナリオはとうの昔に終わっていて、とにかくあとはずーっとギミックのスクリプトで悩み、組み、動かないのを修正し、組み……を繰り返していました。
大体今、9割程度終わっています。あとは最後の変数をどうにかするだけなのですが、コレが一番分からない。 GW前に……と思っていましたが、GW中でも終わらなそうです。申し訳ありません。

何とか7日の夕方までには終わらせたいと思っています。土日にゆっくりプレイしていただきたいなと。携帯端末でもプレイできるように、なんとか鋭意修正中です。
もう少しお待ちいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

写真は制作中のスクリーンショットです。こんな感じで文系がヒイヒイ言いながら組んでいます……。

f:id:misaki_bacotsu:20160504171848p:plain

f:id:misaki_bacotsu:20160504171855p:plain

製作日記Vol.4 ゴリゴリゴリゴリ

こんにちは。関東ではソメイヨシノも終わり、今年は猛暑とのことで早くも師匠の体調が気遣われる今日この頃でございます。みんんさ、いかがお過ごしでしょうか。
私はこの間仮住まいから新宅へやっと引っ越しが終了し、念願の仕事用デスクが手に入ってホクホクしつつも、やくたいもない雑務に追われている毎日です。

製作の現在の進捗状況としては、こっそり昨日アップデートしております。ただし、UIではほとんど変更がなく、主にシナリオ方面での修正です。一カ所大きく文面が変わっている部分がございますので、暇な方は間違い探しをされてみてください。

現段階では細かい点での展開を除き、ほぼきっちりと設定・シナリオの方向性が決定しました。え? 書き始めてからそんなの遅い? ……普通はそうですよね? でも当初は体験版で終わらせるつもりだったので……はい……すみません。

シナリオの方向性としては、

1.恋愛要素はほぼ排除(しかし【萌え】はこれに該当しないものと見なす)

2.設定や構成のベースは馬骨向けだが、馬骨以外のプレイヤーでも展開を楽しめるものとする

3.話を追わせるだけではなく、プレイヤーの臨場感を主軸とした作品とする

4.プレイしたことで何かしらの収穫を持たせるシナリオ作りをする

こんな感じでしょうか。

がつがつ書いています。そしてギミックを多数考えていますが、技術力と〆切を天秤にかけて泣く泣く諦めたものも多数。ゴミ箱に入れる前にフォルダの中で眠ってもらいます。

GW前には体験版のプロローグに引き続き、第1章をアップデート予定です。それから、携帯機器でのプレイはもう少し待っていてください! ご面倒おかけしております……!

 

 

製作日記Vol.3 体験版リリース!

おはようございます!
師匠ご生誕誠におめでとうございます!
昨日は朝から夜中の1時までかかって体験版を製作しておりました。

シナリオをどうしても追加しておきたくて、そうすると立ち絵から背景から演出からすべて新たに作る必要があり、結局丸一日かかってしまいました。しかも、結局音声ファイルの処理(デバッグ)と携帯端末でのプレイ設定は間に合わず、PCのみでの体験版リリースとなってしまいました。

しかしながら、ツイッターではちょうど師匠の生誕祭でTLが非常に賑わっており、うまく時流に乗れた形となったようです(わたくしツイッターを始めて5年以上になりますが、これほどリツイートやいいねをされたのは前代未聞のことでした……)。
体験版リリース後も完全版を目指して精進して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

お伝え忘れておりました。アドレスはこちらです。

http://ikkoten.jp/photonprogram/index.html

サンプル画面は以下のとおり。

f:id:misaki_bacotsu:20160402074554p:plain

 

 

f:id:misaki_bacotsu:20160402074608p:plain

 

現在PCのみでの閲覧・プレイとなっておりますこと、深くお詫び申し上げます。早急に対処・修正を行います。また、ブラウザ・OSによってフォントや画面サイズが異なる場合がございます。ゲーム内容には一切支障ございませんので、どうぞお楽しみいただければと思います。

それでは、師匠、改めましてご生誕おめでとうございます!
「Photon Program」も合わせて応援お願いしますね!